子どもの眼鏡・コンタクトレンズの保険対象とは?いくら戻ってくる?

子どもの眼鏡

子どもの眼鏡・コンタクトレンズ保険適用

平成18年4月1日より、こどもの弱視などの治療用として必要な眼鏡、コンタクトレンズの購入費用を補助する制度ができ、最大約3万円(償還払い)戻ってきます!

子どもの体は「成長期」です。治療次第で改善する見込みが大きいので、しっかりと治療してあげることが親として大切な努めですよね。
もし、治療せずそのまま大人になった時、最悪「眼鏡をかけても視力が・・・」という状況になってしまうかも知れません。子どもの未来のために医師と連携し、親として出来る精一杯のことをしてあげましょう。

しかし、「ただ目が悪い・・・」という理由では保険対象とはなりませんので、条件・病名など詳しくみていきましょう。

どんな治療が保険対象?

弱視斜視先天性白内障術後」等の治療に必要だと医師が判断し指示により、眼鏡およびコンタクトレンズを購入した場合、健康保険が適用され「療養費」として購入額の8割(3歳未満)7割(3歳以上9歳未満)が戻ってきます。
※下記内容ネットより抜粋

弱視(じゃくし) 弱視(機能性弱視)とは、目そのものは健康だが、遠視・乱視(屈折異常)や斜視が原因で視力の発達が遅れている状態。 早期発見・早期治療が大切。治療用眼鏡をつけることで網膜にきちんとピントを合わせ、鮮明な像を脳の視覚中枢に送ることで視機能の発達を促していく。
斜視(しゃし)  片方の目は視線が正しく目標とする方向に向いているが、もう片方の目が内側や外側、あるいは上や下に向いている状態。ずれている方の目が弱視になっていることがあり、治療用眼鏡で目の位置を改善されることもあるが、手術が必要となるケースもある。斜視も早期発見・早期治療が大切。
 先天性白内障術後  先天的な素因によって生まれつき水晶体が混濁する病気。乳児期の手術法は、混濁した水晶体と硝子体前部を切除する方法が一般的。術後にコンタクトレンズ・無水晶体用眼鏡による矯正が必要。2歳以降に白内障が進行して手術が必要になった場合、成人と同じように眼内レンズを挿入する手術法の適応となるケースもあるが、度数が変化するため術後に眼鏡による矯正が必要。

※遠視や近視、乱視があっても、矯正視力や両眼視機能、眼位などに異常のない子どもが使用する眼鏡等に対しては、保険は適用されません。

いくら戻ってくる?

購入額の8割(3歳未満)7割(3歳以上9歳未満)が戻ってきますが、費用の上限額が決められています。

種類 費用上限額 8割(3歳未満)7割(3歳以上9歳未満)返還
眼鏡 38,461円 例)2歳の子ども・25,000円の眼鏡を購入した場合→8割の20,000円が戻ってくる
コンタクトレンズ1枚 16,139円 例)8歳の子ども・2枚合計20,000円のコンタクトレンズを購入した場合→7割の14,000円が戻ってくる

※自己負担金も「乳幼児(子ども)医療費助成金」で公費負担となることがあるので、居住地の自治体に確認してみましょう。

どこに申請すればいいの?

加入している健康保険の窓口へ申請します。参考までに必要書類(下記)をまとめましたが、健康保険組合ごとに違いがあるかも知れませんので、問い合わせいて確認しておきましょう。

<必要書類>
1.療養費支給申請書(加入している健康保険組合窓口等にあります)
2.眼科医の「治療用眼鏡等」の作成指示書の写しおよび患者様検査結果
3.購入した「治療用眼鏡等」の領収書
4.健康保険証
5.銀行通帳(助成金受取用の口座番号)
6.印鑑

何回でも申請できるの?

眼鏡が壊れた、作り直す必要ができた・・・そんな時は、下記条件を満たしていれば再度支給を受けることができます。医師と相談して9歳になるまで、この期間を上手に活用し、定期的に治療用眼鏡を見直すことも大事だと思います。

年  齢 装着期間
5歳未満の子ども 1年以上
5歳以上の子ども 2年以上

いつ頃お金は戻ってくる?

申請してから2~3ヶ月後に、指定口座へ振り込まれます。

眼鏡はどこで作成するの?

眼鏡店にて購入となります。基本、どこの眼鏡やさんでも可能のようですが、できれば専門職の方がいらっしゃると安心ですよね。日本眼鏡技術者協会の方が在籍しているお店もあるようですので、参考までに・・・。

眼科医にて発行された眼鏡処方箋治療用眼鏡作製指示書を眼鏡店に提出してください。
メガネができたら、一度お店に購入金額(全額)支払ます。

「領収書」注意事項

領収書の記載は不十分だと、申請しても審査で「×?」となる可能性もありますので、下記内容をクリアしているかその場で確認し、不十分な点があればすぐ書き直してもらいましょう。

1)宛名はお子様の名前になっていますか?
2)治療用眼鏡という事がわかるように具体的に書かれていますか?
3)税込みの実際の購入金額が記載されていますか?
4)領収書の日付は、処方箋発行日より後になっていますか?

まとめ

斜視の場合、見た視線でわかるかもしれませんが、弱視はなかなかわかりにくいようです。
もし、下記行動にお心当たりのある方は、早めに眼科受診を検討し先生へ相談してみていかがでしょうか。

何かものにぶつかりやすい
転びやすい
目の前の小さなものをつかみ損ないやすい
近くでの作業(ぬりえ、お絵かきなど)をするとすぐ飽きてやめてしまう

大人になってからの治療って本当に大変です。すぐに結果も出ずらいし、働かなければなりませんし・・・。それに比べ、子どもの成長力!吸収力!は、うらやましい・・・!だからこそ、この大切な時期に、充分な治療を受けさせてあげたいですね。

将来のために治療を行い、いつかお子様の大事な目が改善される日が来ますように・・・。

上手にこの制度を活用しましょう。