広域求職活動費「受給要件」と「手続きの流れ」遠方への就職を支援!

広域求職活動費

転職・求職活動されている皆様!朗報です。

遠方の企業へ訪問(求職)するためのサポート制度があるのはご存知でしたか?

私は、今までに5回も転職いたことあるのに、全く知りませんでした…。

今回は、「広域求職活動費」についてお話させて頂きたいと思います。

良い職場と出会えるきっかけになれば幸いです。

広域求職活動費とは?

広域求職活動費とは、雇用保険の受給資格者を対象に、遠方の企業先へ面接や説明会に参加したら、必要な費用を支援してもらえる制度です。

この広域求職活動費の中には、「交通費(鉄道賃・船賃・航空賃・車賃)」と「宿泊費」があり、訪問数や訪問場所により、ハローワークの判断で決定されます。

では、受給するために必要な要件を確認していきましょう。以下、4つの要件をクリアしていればOKです。

【1】要件:支給対象者

離職日から7日間の待機期間後、または基本手当の給付制限期間(3ヶ月)が過ぎた後であること

退職し、ハローワークへ手続きに行くと、その日から7日間は「待機期間」となります。詳しくは、こちら(基本手当)をご覧ください。

【2】要件:距離

自分の住所地を管轄するハローワーク⇄訪問する事業所の住所地を管轄するハローワーク

この間の距離が、鉄道で往復300km以上であること(400km以上になれば宿泊費も支給されます)

【3】要件:ハローワークの紹介

ハローワークからの紹介求人でなければいけないので、ネットや新聞広告などで自分で求人に応募した場合は対象外になります。

【4】要件:費用

広域求職活動に要する費用が、訪問先の事業所から支給されていない、又は、その支給額が広域求職活動で支払った額に満たない場合

いくら支給されるの?

交通費:ハローワークで認められたルートであれば、基本的に全額支給されます。

宿泊費:地域により差があるため一概には言えませんが、8,700円/1泊が平均的なようです。

申請手続き~支給までの流れとは?

① 「広域求職活動費」の支給を希望する場合は、あらかじめ詳しい支給要件や手続きについて、ハローワークから説明を受ける必要があります。

②遠方の企業紹介を受けた次の日から10日以内に申請を行いましょう。

本人の管轄ハロワークへ「広域求職活動費支給申請書」と「受給資格者証(雇用保険受給資格者の場合)」を提出します。※申請用紙は、ハローワークにあります。

申請自体は、遠方企業への訪問前でも後でも可能。しかし、「船」「空」で移動する場合は、遠方企業訪問後に”領収書など(支払確認)”の書類をハローワークへ提出する必要があります。

③広域求職活動費の支給が決定したら、訪問事業所の数に応じた「広域求職活動面接証明書」という用紙の交付を受けてください。この用紙は、遠方企業へ面接に行った際、面接先の企業に記載してもらうものです。

③遠方企業に訪問し、「広域求職活動面接証明書」を記載してもらい証明として受け取ります。

⑤遠方企業を管轄するハローワークへ訪問し、ここでも「広域求職活動面接証明書」を記載してもらい証明として受け取ります。
※④と⑤は、前後してもOK

⑥遠方企業の面接が終わったら、その日の翌日~10日以内に、④と⑤から証明を受けた「広域求職活動面接証明書」を本人の管轄ハローワークへ提出します。

⑦「広域求職活動費支給申請書」の内容を審査を行い、支給決定された額が支給されます。

広域求職活動費は、「証明」が重要なポイントとなりますので、忘れずに行いましょう。

不正はいけません!

広域求職活動費を支給してもらったにも関わらず、応募先企業に行かなかった場合は、その日から10日以内に全額を返還しなければいけません。また、実際にかかった費用が広域求職活動費を下回った場合も、その差分を返還します。

まとめ

家族のために出稼ぎをしたい!

知らない土地で新しくチャレンジしたい!

遠方に働いてみたい企業がある!

そんな方々をサポートしてくれる制度が「広域求職活動費」です。

私も、遠方で働きたいなと真剣に考えたことがあります。実現はしませんでしたが、もし今度チャンスがあれば、是非とも活用させて頂きたいです制度です。