妊婦検診費の助成金とは?受け取るまでの流れ

妊婦検診費の助成金

妊婦さんを支援する国や自治体からの助成金があることをご存知でしょうか?

出産するまでにも何かとお金がかかるもの…

そんな不安を感じている方に少しでも安心して妊婦生活を楽しんでいただくために妊婦検診費の助成金についてお話させていただきます。

妊婦検診費の助成金とは?受け取るまでの流れ

妊娠は病気ではありません。そのため『妊婦検診』は、トラブルや緊急時など治療が必要な場合を除き、基本的に”健康保険適用外”になり”全額10割負担”しなければいけません。しかし、2009年1月少子化対策の一環として、妊婦健診の費用を助成しようという目的で『妊婦検診費の助成金(補助金)』という制度が生まれました。

一言でいうと、「14回分の検診費(約10万円分)を無料にしますよ」という取り組みです。
しかし、自治体によって助成金額が異なるため、事前に役所・保健センターなどで確認しておきましょう。

(例)自治体が定める妊婦検診1回の助成金額が5,000円の場合、検診で10,000円実際にかかったら5,000円は負担することになります。

又、検診は毎回同じ費用ではなく血液検査や状態に応じてその他の検査を行うこともあるため、全員が全員、絶対に検診無料になるという訳ではありません。あくまで「助成金」ですので、ご注意を。ですが、2009年以前は、今よりも助成金が少なかったり、助成金すらなかった時代だったので、以前と比べたらありがたくお得な制度ですよね。

妊婦検診の内容とは?

妊婦検診内容の詳しい内容(検査項目など)は、厚生労働省(妊婦検診のQ&A)でも紹介されていますので確認しておきましょう。

妊婦検診に行く目安って?

国が望ましいと考えている妊婦検診の回数は合計14回
23週まで・・・月に1回
24週以降・・・月に2回以上
36週以降・・・週に1回

それでは!助成金を無駄にしないよう、手続きや流れなど説明させていただきます。

妊娠したと思ったら産婦人科へ

妊娠検査薬で陽性反応がでたからといって、すぐに助成金の受診票申請をすることはできません。
妊娠が確定するまでは、保険適用外(10割負担)ですのでお金を用意して産婦人科へ行きましょう。

妊婦検診費の助成金を受けるためには、病院へ受診して役場もしくは保健センター(地域によって異なる)に「私妊娠しました!」という届け出(妊娠届)を提出し、「母子健康手帳」を交付してもらわなければいけません。

妊娠から受診票(助成金)を受け取るまでの流れ

①産婦人科へ受診

病院で赤ちゃんの心拍確認(6週~10週)が取れたら「妊娠届出書」を先生に書いてもらいます。

妊娠届出書の発行タイミングは心拍確認などの個人差もあることから、皆同じではありませんので注意してください。

②自治体(役所もしくは保健センター)に「妊娠届出書」を提出

「妊娠届」を提出し「母子健康手帳」の交付と同時に「妊婦検診費助成の受診票(14枚)」を受けとります。
妊娠届をする際、マイナンバーカードが必要になる自治体もあるため、事前に何を持っていけばよいのか確認しておきましょう。

もし、入籍前で未婚の状態だとしても届け出を行うことはできます。
受診票を無くしてしまうと再発行できませんので大切に保管しましょう。

③受診票に住所など必要箇所を記入し、妊婦検診時に持参

検診時だけではなく、いつ起こるかわからないトラブルに備えて「母子健康手帳」と「受診票」は一緒に保管し持ち歩きましょう。

④受診の際、先生or助産師に必要箇所を記入してもらい会計窓口に提出

1回の妊婦健診に1枚の使用となります。
もし、過不足があれば窓口で清算します。

こんな時はどうしたらいい?

体調や都合が悪くて本人が直接申請に行けない時は?

代理の人でも申請できますが、自治体により「委任状」などの書類が必要となることもあります。
事前に自治体へ連絡し確認しておきましょう。

里帰り出産でも助成金適用?

実家に戻って里帰り出産をする方も多いと思います。

里帰り先では、居住地の自治体で受け取った助成金受診票は使用できませんが、産後自宅に戻ってから自治体に領収書を提出すると受けられなかった助成金分が払い戻されます。

里帰りから払い戻しを受けるまでの流れ

①里帰りのため帰省し、妊婦検診を受ける
助成金の受診票は使用できませんので、全額負担で支払いを行う

②産後、帰宅したら居住地の自治体へ書類を提出
(必要書類)
里帰り中の妊婦検診費の領収書
検査項目のわかる書類
余った受診票
※自治体に確認しておきましょう

③払い戻しを受ける
(払戻期限)
産後、半年~一年など自治体によって期限を定めているところがあるので、お住まいの自治体へ確認しておきましょう。

妊娠中に引越しをする場合の助成金は?

他の市町村や他県へ引越しする場合、母子健康手帳と一緒に交付される妊婦健康診査受診票は、そのまま使うことができません。
隣接する市町村への引越しでは、検診補助券をそのまま使える場合もありますが、引越しが決まった時点で双方の自治体に確認しましょう。又、引越し前の自治体で受診票の払戻をする必要があれば引っ越す前に手続きしておきましょう。

助成金額や補助対象の検査項目など自治体によって異なるため、引越し先では一部負担となる場合もあります。

転入届を出すとき一緒に提出

基本的には、転入届を出す際に『母子手帳』と『未使用分の検診受診票』『印鑑』を持参して手続きすれば、引越し先の市町村のものと取り換えてもらえます。

使用しなかった受診票は?

余ったからといって、受診票を現金払い戻しすることはできません。

まとめ

妊娠して不安も大きくなるかと思いますが、お母さんと赤ちゃんの健康のためも、助成金をしっかりと理解し、定期的に妊婦検診を受けましょう。これから妊娠を望んでいる方も、この助成金のことを知っていて損はありません。多くの方が、安心してお母さんになれますように・・・。