老後に必要なお金と過ごし方・老後の収入と支出とは?

老後に必要なお金

みなさんは、老後をどのように過ごしたいかイメージしたことはありますか?

色々と便利な時代にもなりましたし、新しい生活スタイルも生まれてきています。

今回は、老後の暮らし方(選択肢)の一例をあげ、老後に得られるお金と必要なお金についてお話をさせて頂きたいと思います。

理想の老後をイメージしてみよう!

「老後」と聞いて、お金が不安・・・健康でいられるか不安・・・生きがいを持って生活できるのか不安・・・と思い描く方も多いのではないでしょうか。

「お金」「健康」「生きがい」は、どれも老後に必要なものですよね。

介護の仕事をしてきて思うのは、老後のことイメージ&備えをしてきた人は、人生を生き生きと過ごされている方が多く、逆に、その日その日を過ごしてきた方は、目的が見出せなかったり、生活に困窮している方が多いように思いました。

苦労は買ってでもしろ!と言いますが、できることなら、老後は楽しく!生き生きと!穏やかに!過ごしたいですよね。そのためにもまずは、老後のイメージを膨らませてみてください。

今から準備しておけば、何もしないよりはイメージに近い老後を送ることができるはずです。

老後の暮らし方~例~

今現在、60歳定年制となっていますが、再雇用で65歳まで働くという方もいらっしゃいますよね。私の父も、65歳までは働くぞ!と意気込んでおります。

父のように「65歳まで働く!」という人もいれば「職場が雇ってくれる限り働き続けたい!」もしくは「60歳で退職し趣味に生きたい」など、想いは人それぞれ。

それでは、将来の選択肢一例をご紹介させて頂きます。みなさんは、どんな生活をしたいですか?

老後を海外で暮らす 永住権を取得:海外での永住を希望する場合、永住権の取得が不可欠です。国によって取得の方法も違いますし、生活費用も異なります。

ロングステイ:永住権は取らず、旅行よりは長めに海外生活したいという方。海外生活、渡航費用とは別に、日本に住民票があれば税金や保険料も支払わなければなりません。

趣味・特技を生かして起業や教室を持つ 退職後、趣味を仕事に!蕎麦屋・うどん屋・骨董品屋・パン屋・ラーメン屋・農業・NPO法人設立・料理教室・パソコン教室など
高齢者向け施設で暮らす 特別養護老人ホーム:介護保険制度による施設のため、要介護認定がなければ入所することはできません。つまり、要介護状態+長期入所の施設となります。施設系の中では、費用も抑えられます(月額平均13万円)

ケアハウス:低所得者でも入居でき、自治体や国の助成金で運営されている施設。原則的には身の回りのことができることが入所の条件となっています。月額費用は、特別養護老人ホームよりも低額で平均7~13万円。しかし、必要な介護が多くなれば、介護サービスを利用することになるためプラス費用がかかります。

有料老人ホーム:有料老人ホームを運営しているのは民間の企業や社会福祉法人。「介護付」「住宅型」「健康型」3種あり。その名の通り、有料ですので入居金が高額な施設が多いです。数十万円~数千万円など、幅広くなっており、高級施設となればホテルなみのサービス環境が整っています。幅が広すぎて一概には言えませんが、月額12~30万円費用がかかります。

高齢者向けシェアハウス シェアハウスは、今や若者だけではないようです。高齢者でも暮らせるシェアハウスも徐々に増え人気もでていています。
働き続ける 再雇用制度を利用しできる限り働き続けることができます。又、地域社会に貢献するための公益法人である「シルバー人材センター」に登録し働くという選択もあります。特に何もすることがない・趣味もないという方にはうってつけです。
ふるさとUターン 「老後は自然の中で暮らしたい」「生まれた故郷で暮らしたい」という方が急増しており、各町も積極的に受け入れをしています。
学校(通学・通信など)や教室へ通う 定年になった、年をとったからといって守りに入る必要はありません。新たな技術、知識などを得るために学校へ通う、通信制で資格を取るというのも暮らしの生きがいにつながります。

また私の家族の話になりますが、私の母は・・・好きな歌手を追っかけ続ける生活をしたいと望んでいます。そのためにも、お金が必要になるので出来る限り働き続けたいそうです!

老後に必要なお金っていくら?

以前、当ブログ「生涯にかかるお金と貯金額の目安っていくら?」で、老後に必要なお金は最低でも2000万円は必要!とお伝えしました。

以下、収入と支出をあげてみましたが、支出をあげるときりがありません。

老後の収入 老後の支出
国民年金 老後の生活費
企業年金(会社員のみ) 医療費
国民年金基金(加入者のみ) 住宅ローン
退職金(会社員のみ) 子どもの学費
民間個人年金保険 (加入者のみ) 結婚資金の援助
個人型確定拠出年金(加入者のみ) 親または自分の介護費用
住宅リフォーム
趣味・旅行費用
相続税

最低限必要な老後資金とは?「会社員」「自営業」

ちなみに、老後を夫婦二人で生活するためには最低でも月/22万円はかかると言われています。ずっと会社勤めで厚生年金に加入していればギリギリ年金生活できるかもしれませんが、ずっと自営業で国民年金保険しか加入していない夫婦の場合、二人分を合わせてもらえる年金は月/約10万円です。

つまり、統計的な数字で考えると22-10=月/12万円は、貯金を切り崩して生活することになります。又、自営業の場合は、退職金制度がないため老後の資金は、早め早めに貯える必要があります。
もし、老後生活を20年続けた場合、月/12万円×1年/12か月×20年=2,880万円の貯金が無ければ厳しい状況となってしまいます。

そのため、自営業の方は、国民年金+国民年金基金民間の年金保険など加入しておいた方が老後をより有意義に過ごせるのではないでしょうか。以下、将来の年金額について例をまとめましたので参考に見てみてください。

 H29年 1人合計 夫婦2人(妻専業主婦の場合)合計
国民年金 77万9300円(年)
6万4941円(月)
155万8600円(年)
約13万円(月)
国民年金+厚生年金  約180万(年)
約15万(月)
約265万 (年)
約22万(月)
+αとして
国民年金基金
約25万(年) 約2万(月)  

※掛け金や加入年齢により異なります (上記は一例)

+αとして
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」
詳しくはこちらをご覧ください
+αとして
民間個人年金保険
※保険商品により大きく異なります

老後生活には年金+αが必要

上記でお伝えしましたが、老後資金は夫婦の場合、最低でも2~3000万(年金受給額による)は生活費として必要になります。ということは、老後に趣味・旅行・勉強・移住などを考えている方は、+α費用として、その分を貯えておく必要があります。

私の場合、将来は両親を迎え一緒に暮らしたいので、ゆっくり暮らせる家を買うためにプラス2000万円は貯えておきたいなと考えています。ということは、私たちの老後生活費(3000万)+マイホーム費(2000万)+親の介護費などなど、合計すると6~7000万円というところでしょうか・・・。

イメージをしたら、大声上げたくなるほど遠い夢のような金額に・・・。
ですが、まだ準備できる年数があるので、100%実現は無理でも1%以上はイメージに近づけますよね!

介護の備えはいくら?

介護にかかる費用は「人件費」が多くをしめています。

もし、認知症になった場合、身体的には元気だからそんなに介護は必要ない?と思われるかもしれませんがそうではありません。認知症は、脳からでる指令が上手に体へ伝わりません。つまり、周りの身体的サポートが必要になり、家族の手助けがなければ、お金を払って外部に頼むことになります。

そして、症状にもよりますが、重度の場合は24時間のサポート体制が整っている施設系入所せざるを得ません。

ですので、介護の備えとして、300万円は貯えておきたいものです。
家族がいない場合、年金が少ない方の場合は、もっと+α費用を用意しておきましょう。

また、備えと共に「予防」も意識して取り組まれることをお勧めします。日々、私たちは老いへと向かい生きています。衰えていく心身の維持に努めなければ、「歩けなくなる」「転ぶ」「認知症になる」という方向へ進んでしまいます。無理にやるという意識ではなく、趣味や日常の中に取り入れると気軽に長く続けられますよ。

まとめ

みなさんは、老後の生活費+αで合計いくらをイメージされましたか?

やらない後悔よりやる後悔!

それぞれ想い描く生活に少しでも近づけますように!